検索エンジンによる「アクセス先ページ」の割合の違い
なかなか興味深かったので公開しておきます。
*発端
はてなブログを4カ月使って、いま初めて、アクセス管理画面でgoogle以外の検索エンジンについても、アクセス先ページの割合を確認できることを知りました。
— 佐脳FRAN (@F_Sano_) 2018年3月12日
検索エンジンによって割合が結構違うのは面白いですね。
特に、反出生主義についての記事へのアクセス割合がyahooだけ低いのが興味深い。 pic.twitter.com/UB1FRhh8NK
「アクセス元サイト」の割合
…これは、まぁ、どうでもいいのです。
面白いのは、検索エンジンごとの「アクセス先ページ」の割合の違いです。
●Google(上位5記事)
●Yahoo!(上位5記事)
●bing(上位5記事)
google、yahoo、bingのいずれからでも、アクセス数(割合)トップの記事は同じです。(ただ、yahooでは割合が50%を切っており、34%しかありません。)
しかし、2位以降には違いが見られます。
まず気になるのは、反出生主義についての記事。
googleとbingでは2位なのですが、yahooでは5位、しかも割合が3%しかありません。
こちらはgoogleでは上位5位にも入っていませんが、yahooでは2位、しかも割合は30%もあります。bingでも3位です。
他にも、amazonアソシエイトのtwitterカードについての記事はgoogleでしか上位5位に入っていなかったり、kampa! についての記事はbingでしか上位5位に入っていなかったりと、違いが色々ありますね。
このような違いは、ユーザーの性質によるものなのか、検索エンジンのシステムの違いによるものなのか、あるいは両方なのか……。
しかし考えてみれば、“標準検索のシステムは”googleとyahooで同じはずなので、googleとyahooからの流入先の違いは、ほぼユーザーの性質の違いによるものと見ていいかもしれませんね。
(多くの人は“パーソナライズド検索”を利用しているため、ユーザーによって検索順位が変わります。また、bingはシステム自体が違うはずはずなので、事情が少し変わるでしょう)
……しかし、興味深くはあるものの、「だからどうする」ということは何も思い付きません。
googleからの流入がない、あるいは少ない記事でも、他の検索エンジンからの流入はある可能性があるから見逃さないようにした方がいい、という教訓は得られたでしょうか。
ブログをはてなブログで運用している方は簡単に確認できるので、ぜひ確認してみてください。
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